長崎県といえば室町時代末期にフランシスコ・ザビエルの来日以来、国内におけるキリスト教布教の拠点として反映した地です。江戸時代に入り、キリスト教が禁止された以降も密かに信仰を守り続けた人々も多く、当時の建造物が現在でも残されています。これはまさに日本におけるキリスト教の歴史を知る重要な建造物といえるでしょう。
現在世界遺産への登録を目指しているこの長崎の教会群とキリスト教関連遺産にはさまざまな建造物が含まれています。その代表的なものが大浦天主堂。国内最古の教会堂建築で、かつてこの地で殉教し、のちに聖人に列せられた26人の聖人に捧げるために建てられたものです。
佐世保には黒島天主堂があります。これは有田焼のタイルを使用するなど独自性が注目されているほか、江戸時代にも密かに信仰を守り付けた人がこの地に多く残っていたことでも知られています。
これらの歴史建造物は江戸時代に歩んだキリスト教徒の苦難の道を示すものでもあるのです。